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2017年5月28日 (日)

フライス盤

こんばんは。

昨日、今日の土日はよく晴れていて、しかも月も小さいというのに、撮影に行きませんでした。
ここ1週間くらいは工作にはまっていいて、この土日は工作三昧でした。

じつは先週、念願のフライス盤を導入したのです。

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 寿貿易のFM110Eという機種です。
以前から使っている旋盤と同じメーカーで、ここの製品は信頼性が高くすぐに使えるので、今回もここを選びました。

 こういうのを買うときは、思っているものよりも一ランク上のものを選ぶ方がいいのですが、フライス盤はとても重量が重いので、そこがネックとなりこの機種に落ち着きました。
 これで、50kgあります。旋盤の方も30kg以上あって重かったのですが、これはもう・・・人一人分です。一人でセッティングするには限界ですね。

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 旋盤と並べてセッティングしました。

 初の工作は、以前から作成中の赤道儀のウォームギアを作るための道具の部品・・シャフトを加工してみました。

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 ロータリーテーブルに三つ爪チャックをセットして、Φ15mmの軟鉄棒を挟んで、すり割りカッターでC-リングを取り付ける溝を掘ってます。
 このすり割りカッターを取り付ける軸は、以前旋盤用に作ったものをコレットチャックで掴んで使っています。

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 この状態で台座のロータリーテーブルをゆっくり回すと溝が切れます。
以前は、旋盤で突っ切りという作業で切る必要があったのですが、「突っ切り」は旋盤作業で一番難しい(と思っている)ので、失敗が多いし、工具は壊すし・・・できるだけやりたくなかったんですが、フライス盤使うと楽勝でした♪

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 出来上がったシャフトです。
もちろん、ボルトとC-リングはナフコで買ってきた既製品です。(笑)

 次に台座の方を加工したのですが、このシャフトが入る穴は正確に加工する必要があるので、普通はちょっと小さめに掘った穴にハンドリーマーを入れて仕上げることになります。
 しかし、このハンドリーマー・・・Φ15mmくらいになると5000円~2万弱?くらいととてもお高いんです。1回しか使わないかもしれない工具としては、ちょっと買うのはもったいないので、このリーマーも自作ししました。

 Φ15mmのドリルロッド(SK4)の先端の20mm程度を1/100程度のテーパーにして、並行部25mm程度と合わせてフライス盤で溝を切って歯を付けました。
 返りを砥石で丁寧に削って熱処理して出来上がり。
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 写真は、旋盤でテーパー削りが終わったものをフライス盤にセットし溝切りを始めるところです。
左端は、あらかじめフライス盤で頭を六角ボルト状に削ってありますが、こんな加工も簡単にできて、フライス盤いいなぁ!って感じでした。
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 仕上がったリーマーを加工物に開けたちょっと小さめの穴(Φ14.7mmくらい)にはめます。
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 テーパー部の中ほどまで差し込めました。頭の六角はリーマーの溝を切る際の割り出しにも使ったのですが、リーマーを使う(回す)のにも使います。
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 こんな感じで、ソケットレンチを使って時計回りに回していきます。
逆回転させると切りかすを巻き込んだりして正確な穴に仕上がらないので、絶対に逆回転してはいけません。
 回した感じは・・・おお、削れてる削れてる、切れてる感触が伝わってきて心地よいです。

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 きれいな穴に仕上がりました!
この直径(15mm)より小さいものだったら、リーマー自作できそう♪
これより大きいと、熱処理が難しい(過熱にかなり苦労する)ので無理かなぁ。
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 先に作ったシャフトをセットしてみました。ピッタリ♪
やっとここまで来たって感じなんですが、これって赤道儀を作るための部品(ウォームギア)を作るための道具なんですよねぇ‥。

本命が遠い感じがするのはきのせいでしょう・・・。

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