撮影機材

2017年1月24日 (火)

EOS kiss X5の改造 つづき

こんばんは。

先日、IRカットフィルターの交換をしたEOS kiss X5、今日は星が出ていたので、自宅前でピント位置をチェックしました。

FS-120鏡筒の接眼部にダイヤルゲージを取り付けてあるので、こういう時便利です。

Cmoss2

測定位置は写真の○付近にしました。比較のためにノーマルのEOSでも測定しました。

ドローチューブをいっぱいに縮めた状態からのノーマルのピント位置はそれぞれ、

 A点:2.48mm
 B点:2.50mm
 C点:2.47mm

となりました。
これは、測定誤差を考えるとほとんど揃ってるってことでしょうね。(当たり前か・・)

で、改造X5のほうは、

 A点:3.18mm
 B点:2.94mm
 C点:3.14mm

さすがに、センサーの固定ネジ3本ともを完全に絞めこんだだけなので、揃ってませんが、それでも最大0.24mmくらいです。固定ネジ半回転くらいかなぁ。

それよりも、X4の時もそうだったことを思い出したんですが、代替えのフィルターを入れているにも関わらず、0.5mm以上もピント位置が後方にずれてます。
センサーはカメラ背面からネジでいっぱいまで絞めこんでいるので、これ以上前方(対物レンズ側)に調整できないんですよねぇ…。

望遠系のカメラレンズならほとんど問題ないと思うんですが、経験上、広角系は周辺像に大きく影響すると思うので、なるべくノーマルの位置に近づけたかったのですが、仕方ないですね。
カメラレンズ使うとき、ほかの人たちはどうしてるんでしょうか?

今度、この測定値をもとに、再度分解して、センサー位置を調整したいと思っています。
・・・週末にまにあうかなぁ・・。

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2017年1月15日 (日)

EOS kiss X5の改造

こんばんは。
いろいろな事情でちょっと停滞していたのですが、久しぶりに新しいネタです。

船長っは、星の写真には2台のEOSkissを使っています。
1台はX4のIRカットフィルター改造機で、だいぶん前に自分で改造しました。
もう一台はX5を使っているのですが、こちらは一般写真と兼用なので、無改造で使っています。
X4を改造するときに交換するフィルターを、ほうき星さんに頼んで購入したのですが、2枚買ってました。
X4とX5はCMOS部分は同じもののようで、そのまま使えます。
今回は、一般写真用のEOSを新たに購入することにしたので、X5も改造しちゃおうという魂胆です。

201701150953s


これが今回犠牲・・・いや改造の対象となるEOSkissX5です。
一般写真との兼用として使ってきましたが、実はバリアブルモニターということで冷却改造がしやすいんじゃないか?という期待もあって買ったものなんです。

分解方法は「LifePixel」というサイトに解説があるのでそれを参考にしてます。
基本的にはX4とあまり変わらないので、今回は手際よく分解できました。
201701150968s


こんな感じです。CMOSユニットはすでに取り外した状態です。
左側にサランラップがクシャクシャとついているのは、ボディ表面から剥いだラバーの糊を保護してます。(また貼るので)

201701150958s


分解するときには、ネジがどこのネジかわからなくならないように上のような略図を作って、取り外したネジをテープに貼って保管します。

一番難しいのは既存のIRカットフィルターの取り外しです。
CMOSの前面に接着剤のようなもので張り付けてあるので、一通りカッターを入れてから外すんですが、それでも裏面の4辺についている糊は切ることができません。
前回は、力ずくで剥そうとした結果、フィルターを割ってしまい、多数の小さな破片がCMOS上に落ちてしまって大変だったことを思い出しました。

今回は手持ちで一番細いビニール被覆電線を解いて台座とフィルターの間に食い込ませて切ることにしました。
あらかじめドライヤーで温めてフルターの角をマイナスの精密ドライバーでほんの少し持ち上げてから、解いた電線を隙間に入れてやると・・・

201701150973s

こんな感じで入っていき、きれいに(?)とることができました。
このやり方は、スマホの液晶・タッチパネル交換の方法で習得(?)した技です。

201701150975s


そして、何年も寝かせていたHαを通すフィルターに交換。
熟成の度合いによってHαの透過具合が変化します(嘘)

201701150977s


こんな感じになりました。

これから、ピント位置の調整とスケアリング(光軸との直行度?)を調整する必要があります。あ、ほこりの確認もまだか…。
まだまだめんどくさそうです。そのあたりの調整が終わったら、冷却改造を進めていこうかなぁと思っています。
まぁ、使えるカメラがある状態なので、ぼちぼちやろうかと思っています。

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2016年1月17日 (日)

EOS Kiss X4の外部電源化

Dsc_0107trs


こんにちは。
最近、連続してとてもたくさんのカットを撮る事が多くなったのと、先日の遠征では気温が低いためにバッテリーの消耗が激しくて、バッテリーの交換作業がめんどくさかったので、外部電源化することにしました。
 写真はキャノンのDR-E8というAC電源キットの部品です。単体で注文できるので、先日の遠征直後に注文してたやつが本日届きました♪

 以前、D70を外部電源化したことがあったのですが、しばらくしてX4に乗り換えたので、あんまり使ってませんでした。今回は、そのとき作った電源と組み合わせるだけなので、カプラー部分だけの工作です。
 意図せず(?)破壊してしまうことを想定して、2個買いました。ノーマルでは外径φ3mm位のDCプラグで給電するようになっているのですが、部品がないので本体を分解することにしました。

Dsc_0108trs


 分解(鋸で切った)したらこんな感じになってました。やっぱりというか当然というか中身が詰まってました(笑)
 おそらく、ノイズフィルターの役割をする回路になっていると思いますが、電解コンデンサーを思いっきり傷つけてしまいました。
 ACアダプターを使って給電するわけではないので、この2個のコンデンサーは取り外して、気休めにちょっと小さめのコンデンサー(不要かも)を入れて、配線して出来上がり。
Dsc_0109trs
 電圧は鉛蓄電池からの給電をDC-DCコンバーターで8.2V程度に調整してつないでます。
 コードの接続は車用のギボシと汎用カプラーで繋ぐようにしてます。これは、以前D70用に作った外部電源を流用するので、そのとき決めた仕様にあわせてます。
 バッテリーの電圧は「7.2V」と書いてあるのですが、D70の時には7.2Vに調整するといきなり「バッテリー交換」サインが出たり、レリーズが不安定だったりしたので、今回も満充電時(8.4vくらい)よりもちょっと低めの電圧に調整してます。
(因みにD70のときも8.2Vくらいにしてました)

 実際にX4に取り付けて動かしてみましたが、特に問題なさそうだったので、早速次回からバリバリ使ってやろうかと思ってます!

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2015年11月 7日 (土)

レチクル改造?

1446899173579.jpg
こんばんは。
せっかくの週末ですが、雨。
なので、また機材いじりです。

今日はファインダーのレチクルに、800mm直焦点の写野を入れてみました。

APS-Cのカメラで800mmだとだいたい1.8°×1.2°ぐらいの写野。
ファインダーの対物レンズの焦点距離が約200mmだったので、レチクルの位置に6mm×4mmの長方形ができるように、接着剤を使って井桁に線を入れてみました。

ミニコピーとかのフィルムで、パソコンから出力したものを複写すれば、綺麗にかっこよくできるんですが・・・。
今回は原始的な(笑)方法でやってみました。

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2015年10月26日 (月)

カメラ冷却装置Ver3

 こんばんは。
先日から機材いじりばかりです。
先日のバランス調整後、今度はカメラの外部冷却装置の改良です。

 アルミ蒸着シートを切り貼りして使用していた2作目は、両面テープなどで組み立てていたのですが、時間がたつと両面テープがはがれてしまって、すぐにバラバラになってしまいます。
先日の撮影の際も、バラバラ。

 頭にきたので、布で縫い合わせて作ることにしました。

D7020151025841s


 案外複雑な形状になるので、展開図を広告の裏紙に描きながら布に写していきます。
因みにこの布は、以前作った遮光頭巾の余りです。

D7020151025842s


 ミシンで内側の面にアルミ蒸着シート(発泡スチロールシート?)を縫い付けていきました。
D7020151026847s


 各パーツごとに作ったものを縫い合わせて完成!(2日ほどかかりました・・・)
真ん中の丸いキャップの部分が望遠鏡につながります。
 冷却パーツは1作目からの流用で、ペルチェ3枚と古いCPUクーラーでカメラを底面から冷やすような仕組みです。因みに消費電力は約36W(12V×3A)。
 最近はすぐにバラバラになっていたので、冷気が逃げてしまって能力低下、消費電力も高めでした。
今回の改良でちょっとは冷却能力も消費電力も戻るだろうし、何よりもバラバラにならないので、精神的にも安定(?)しそうです。

D7020151026850s
 開いた状態はこんな感じ↑
上下二つのパーツに分かれます。こうしないとカメラを望遠鏡にセットしてから冷却装置を取り付けられないので・・・。

 これで今度の新月はモンキー星雲狙います!

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2015年10月24日 (土)

バランス調整ほか

こんにちは。
先ほどまで、機材の調整をやってました。

というのも、対象導入やアライメントの際にたまに(?いつもか?)苦労するので、ファインダーを同架したかったのと、無駄に取り付けてあったタカハシのごっついガイドマウントを降ろしたかったのとあって、
Northern Crossのファインダー/ガイド鏡支持リングとマウントベースのセットを購入して、バランスを取り直すことにしました。

Northern Cross ファインダー/ガイド鏡用 支持リング+マウントベースセット (90mm径)

↑こんなの。

 今まで、どうしてたのかと言うと、BORG76EDをタカハシのごっついガイドマウントに乗せて、30倍弱の倍率で導入&確認用に使ってました。
倍率が高すぎるのと、ガイドマウントが結構な重量あるし、せっかくならBORGでも撮りたいので、BORGはプレートに直で(アリガタかませてますが)乗せて、購入以来1度しか使っていない7×50ファインダーを親子亀方式でBKP200に乗せました。

D7020151024834s

バランスとり終えた状態。
BKP200にもBORGにもカメラ付けてます。
バランスをとりやすくするために、ニュートン反射の接眼部を下に向けることも良くやる方法なんですが、G-11赤道儀の場合、赤緯モーターに干渉しそうなので、やめときました。

D7020151024832s


 ファインダーが2個付いてる感じですが、奥のはD60mmのガイド鏡です。ファインダーとガイド鏡の位置を逆(普通は逆かな・・)にすることも考えたのですが、接眼部のカメラには冷却装置が付くので普通の位置のファインダーはのぞきにくいのです。
 というわけで写真のような配置になりました。

 このほか、スパイダーの張り調整をやり直し、光軸の調整と、バランス後のマーキングをして片付けましたが、だらだらとやったので半日がかりでした。

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2015年2月15日 (日)

遮光頭巾??

D7020150215084


こんにちは。
いきなり変な写真ですが、これ、BKP200/F800の筒先にキャップをして太陽観測用の50mm程度の穴から主鏡のほうを撮影したものです。
主鏡セルに隙間があり、そこから光が入っているのがわかります。
これのおかげで、撮影中に電源ランプなどの明かりが入り込んでせっかくの写真が赤かぶりしてしまって、残念な思いを何度かしました。

そこで、鏡筒後部にかぶせる頭巾を作ることにしました。
生地を買いに行って、裁断した後、アイロンで型をつけて・・・。
因みに、このアイロンは、もう20年以上前に後輩からもらったもので、いまだに我が家の現役選手です。
D7020150215073
ミシンで縫っているところです。
D7020150215069


そして、完成♪
D7020150215078


あんまり見た目良くないですが・・・まぁ、十分実用になると思います。
今週末くらいにデビューかな。

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2015年1月17日 (土)

撮影準備

こんにちは。
そろそろ月が小さくなってきたので、撮影に出ようかと思っているのですが、2013年末に作った「荷台」が壊れてしまいました。
Sd7020150112022
前回作ったときに、急造する必要から、かなりの手抜き工事(笑)で、1年もったのが不思議なくらいなんですが、足の付け根が折れてしまいました。
Sd7020150112021

横揺れのときに台が左右に揺れて、足の付け根に曲げがかかるので、折れたようです。
というわけで、同じような台をもう一個作って、上下に配置し、下側は穴にはめ込むことで強度アップ。下側の台は車の荷台の床からちょっと上がって、ハッチバック部分からほぼフラットとなるように作ったので、重量物の積み込み積み下ろしが楽になりそうです。
Sd7020150112024
余談ですが、今回使用した木ネジの中に珍しいものが・・・。
Trsd7020150112025
左側が普通のもの、右側が・・・ネジが切ってありません!はじめて見ました。

それから、鏡筒の方もちょっと清掃。
Sd7020150116032
BKP200/F800の主鏡センターマークの横に水垢のようなものがついてしまいました。
前回の撮影後、激しく結露していたのが原因なんですが・・。
主鏡の固定は圧迫の関係があるので、セルから取り外したくなかったので、部分的な清掃をすることにしました。
最初はアルコールで湿らせてめんぼうやキムワイプなんかを使って上から吸い取ろうとしたのですが、これがまた、アルコールではまったく取れません!
仕方がないので、アルコールをぬるま湯に代えてやってみたら、難なく取れました。
Sd7020150116035

今夜は晴れそうなので撮影に行きたいのですが、荷台の工作がまだ終わってないので、これから超特急で仕上げようかと思います!(また手抜きか??)







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2014年11月 7日 (金)

ガイド鏡使ってみました!

こんばんは。
先日届いたガイド鏡、月が大きいうちにとテストしてみました。
はじめにG-11(赤道儀)を組み立てて、BKP200/F800鏡筒とBORG76EDを搭載して、適当な星を導入したら・・・。
なにかおかしいんです。星を追尾していない。あらぬ方向に星が流れていきます。「なぜだ?」と、よ~くチェックしてみたら、RAとDECのモーターケーブルを逆に繋いでました(汗)。

最初にガイドしてみたら、RAがしゃっくりするような感じで大きく乱れて、しばらく悩んだのですが、PCのUSBポートの「+」と書いてある方にカメラを接続していたので、そうではない方に繋ぎなおすと、しゃっくりはなくなりました。(一安心)

下の画像はIC1805の中心部の星でガイドした状況です。

60mm20141106a

 
このあと、Gemini2(G-11赤道儀のコントローラー)のTVC(赤緯のバックラッシュ補正)を「0」にすると、少し改善したような気がします。(下の画像)
60mm20141106d
さらに、カメラの露出を1秒から2秒に変更すると、さらに改善したような・・・気がします。
(下の画像)
60mm20141106e
実際に800mmで露光してみたんですが、ちゃんと星が点像になっていて、問題なさそうでした。(こちらの写真は気が向いたら追記します)

今度の新月期は遠征しようと思っているので、また来週にでもテストしてみようかなぁ。

・・・書いたそばから追記です。
実際に撮影した写真を処理してみました。
満月に近い状態だったので、Hαで撮影しましたが、こんな条件でもうっすらガスが写りますね。下のほうは中心部の切り抜きです。
Ic1805ha20141106_4coms
Ic1805ha20141106_4comtr



IC1805です。自動導入で入れっぱなしです。データは以下のとおり。

 ●鏡筒:BKP200/F800+MPCC Mk3 F4、Hαフィルター(FF、12nm)
 ●カメラ:EOS X4 フィルター改造
 ●露出:ISO1600×4分×4枚コンポジット
 ●赤道儀:ロスマンディーG-11、GEMINI2
 ●オートガイド:QHY5-2+PHD+60mmF4ガイド鏡

結果的には、全部使えるレベルで撮影できました。むしろ、以前より安定したかなぁという感じさえします。
以前はBORG76EDでガイドしていたのですが、焦点距離が500mmで、今回の倍以上で、口径も大きい分、シンチレーションの影響を受けやすかったのかなぁと思います。

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2014年11月 2日 (日)

ガイド鏡♪

20141102_017m


こんにちは。
前回の遠征でガイド鏡を忘れるという失態が、無理やり原因となり動機となったのですが・・・、ガイド鏡を新調してしまいました。
最近流行(?)のビクセンのファインダー用小型アリレールがついていて、ファインダー部分に取り付くタイプです。
接眼部分は直進ヘリコイド10mmと引き出し約20mmで合計30mmくらい調整できます。
内部は絞り環がついていて、ちょっと高級そうな作りですが、そんなに高くはありません。
口径50mmと60mmのものがあって、50mmなら1万円切るんですが、少しでもガイド星を選びたいので、60mmのほうにしました。
まだ実戦投入してませんが、これで、鏡筒2本で同時撮影も行けそうです♪
焦点距離が240mmだったかなぁ?、今までのBORGの半分以下なんですが、ガイドに問題なければいいなぁと思います。みなさん、これくらいの焦点距離でオートガイドされているようなので、たぶん問題ないだろうと思ってはいるんですが・・・。

あとは、忘れずに現地に持っていくことかなぁ・・・。

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